モバイル
ネットワーク
に関する事業

モバイルネットワーク事業では、IoT社会の実現に欠かせない無線基地局の建設工事をはじめ、アクセス伝送路の構築・管理や無線局の登録検査など、携帯電話ネットワークに関わる設備・システムのトータルサービスを提供しています。

携帯電話用の基地局建設

いまや多くの人にとって当たり前の存在となった携帯電話。しかし、使われ始めた当初は電波が届きにくい地域(不感地帯)もありました。2013年度末には人口カバー率が99%を超え、通信規格もアナログから3G、4G、5Gへと進化し、高速・大容量化が進んできました。こうした快適な通信環境を支えているのが基地局です。
当社は、通信事業者の仕様や要望に応じて、携帯電話無線基地局の設置交渉、設計、施工、試験までをワンストップで対応し、スムーズな通信インフラの構築を支援しています。

基地局の種類

基地局は屋外でのエリア整備をする「オープン基地局」と屋内でのエリア整備をする「インドア基地局」の2種類があり、お客様のニーズに合わせて建設を行います。

オープン基地局

オープン基地局とは、屋外に設置される基地局のことです。ビルの屋上にアンテナ設備を設置する「ビル局」と、土地に鉄柱やコンクリート柱を建ててアンテナを設置する「土地局」の2種類があります。

インドア基地局

インドア基地局とは、屋内に設置される基地局のことです。オフィスビルや商業施設などの屋内では、建物の壁によって電波が遮られたり、高層階では電波の干渉が発生したりするため、電波が届きにくい場所があります。これを解消するため、建物内の天井に専用のアンテナをフロアごとに数十メートル間隔で設置し、安定した電波を届けます。

その他の取り組み

移動通信システムは5Gの普及期を迎え、Beyond5G(6G)も2030年ごろの実用化が予想されています。
当社では、日々の技術の進歩に対応しながら、さまざまなサービスを展開しています。

ローカル5G・プライベート5G

電力通信インフラ・サービス事業では、スマート保守の実現に向けて、ローカル5Gやプライベート5Gなどの5G技術を活用したセキュアなネットワークの導入を検討しています。

インフラシェアリング

インフラシェアリングとは、通信事業者ごとに管理していた通信設備を共有することで、より効率的な設備管理を実現する仕組みです。JPTSは、これまでの基地局建設工事で培った経験と技術を活かし、インフラシェアリング会社向けに設備共有化のための工事を提案しています。