取り組み
J-POWERグループが誕生したのは、1952年。全国的な電力不足を解消するため、国の政策によって設立されました。
それから70年あまり経った現在、J-POWERテレコミュニケーションサービスは、グループの一員として、情報通信やプラントシステムの設計・建設・保守を担っています。
J-POWERグループとは
わたしたちJ-POWERテレコミュニケーションサービスは、グループの一員として、電気や通信に関わる設計・工事・メンテナンスを行っています。モバイル通信などの通信設備や、発電所といった設備等、活動範囲は多岐にわたります。また、スマートデバイスやネットワークサービスの提供など、新しい分野にも事業を広げています。
事業内容
J-POWERグループは、日本の安定した電力供給のため、電気をつくり続けています。
全国の発電所でつくられた電気を、電力会社や日本卸電力取引所、新電力などに販売。
その電気は、電力会社などを通じて、家庭や工場に届けられます。
J-POWERの事業領域

※送電・変電は電源開発送変電ネットワーク(株)が運営しています。
発電事業
J-POWERグループは、全国98カ所で発電所を保有し、運営しています。
発電設備出力はおよそ1,807万kW。
水力、風力、地熱、バイオマスなどの再生可能エネルギーや火力など、さまざまなエネルギーを利用して発電しています。
J-POWERグループの
発電設備と出力量

発電方式について

- 水力発電
- 日本のすべての水力発電設備のうち、2割近いシェアを占めています。
全国61ヵ所に総出力約860万kWの水力発電設備を保有。
60年以上にわたって水力発電所の建設・運営を行ってきました。

- 風力発電
- 国内の事業者としては第2位の規模。
全国で28地点、合計出力755,692kWの風力発電設備を保有しています。
風力発電は、クリーンで再生可能なエネルギー資源を利用した発電方法です。

- 地熱発電
- 3つの発電所を持っています。さらに、新規地点の開発を進めています。
地熱エネルギーは、天候に左右されず年間を通して安定的な発電が期待できる、純国産の再生可能エネルギーです。

- 太陽光発電
- 太陽光発電所の開発により再生可能エネルギー事業の拡大に取り組んでいます。
太陽光発電は、太陽光エネルギーを利用して発電するクリーンなエネルギーです。

- 火力発電
- 「化石電源のゼロエミッション化」に向けた技術開発をリードすることで、グローバルなCO2削減に貢献していきます。世界中に広く豊富に存在する石炭は、今後も長期的な電力需要を支える役割を果たします。

- 原子力発電
- J-POWERでは、現在、青森県下北郡大間町において、大間原子力発電所の建設工事に取り組んでいます。
持続可能な未来のために
わたしたちは、カーボンニュートラルと水素社会の実現に取り組んでいきます。
J-POWERグループは、2021年2月にJ-POWER "BLUE MISSION 2050" を公表しました。
これまで培ってきた経験と技術力をもとに、以下の3つの軸から電力安定供給とCO₂削減の両立に貢献していきます。
①再生可能エネルギーの拡大
②CO₂フリー水素の製造・供給・利用
③電力ネットワーク増強
※アンモニアから水素を取り出して発電利用する形態も含みます

送電・変電事業
わたしたちは送電・変電にも取り組んでいます。全国にある送変電設備は、日本の電力を広域的に運用するために大きな役割を果たし、電気の安定供給に貢献しています。本州と北海道や四国、九州を結ぶ送電線や、周波数の異なる東日本(50Hz)と西日本(60Hz)をつなぐ周波数変換所を持っています。
J-POWERグループの
主な送電・変電設備

沿革
J-POWERの始まりは、1952年。
全国的な電力不足を解消するために公布された「電源開発促進法」にもとづいて設立されました。それ以来、大規模水力、大規模揚水、石油火力、大規模石炭火力と、時代の流れとニーズを汲みながらさまざまな電力設備を開発し、国内外で多様に事業を拡大してきました。
2004年に完全民営化を果たした後も、「エネルギーと環境の共生」を目指しながら、日本と世界の持続可能な発展のために挑戦を続けています。
グループ各社
J-POWERグループでは、グループ各社が連携して電源開発および送電・変電事業に取り組んでいます。

わたしたちJ-POWERテレコミュニケーションサービスは、各種情報通信・プラントシステムの設計・建設・保守を専門とする会社です。
モバイル通信・情報通信ネットワーク構築など、ICTを含む多様な分野でサービスを提供しています。
J-POWERの電力保安通信および海外通信事業で培った技術を活かし、常にお客様のニーズに応えるため、活動を続けています。