DXツールの活用で
現場業務を革新し、
効率化を実現する
情報通信事業統括部 
Dプロジェクトグループ
2021年入社(経験者採用)
M.K

仕事の内容と役割

普段の仕事は、J-POWERグループ全体に向けたDXツールの提供です。火力発電所や水力発電所といった現場での業務を効率化するために、どんなデジタルツールが役立つかを考え、グループ会社の皆さんに紹介し、業務で活用してもらうのが主な役割です。ツールを開発しているわけではなく、世の中にある便利なモノを調査し、検討しています。例えば、社給スマートフォンで利用可能な業務を支援するアプリなどは社内で検討した上でJ-POWERグループへ提案しています。
グループ全体の課題(気になった方は「J-POWER BLUE MISSION」,「J-POWER DX取り組み」で検索してみてください)にはなりますが、現場での業務をしている方々は、設備の更新や保守といった目の前の仕事で日々手いっぱいになっています。そうした環境のなかでは、便利なツールがあってもなかなか目に入らないことが多いんです。だからこそ、現場の実情を知るわたしたちが最適なツールをJ-POWERグループへ提案しています。

現場での経験が生きる仕事

わたし自身も現在所属している部署の前は、ダムがある水力発電所の現場で働いていたことがあります。実際に経験しているからこそ、どのツールが業務に適しているかを判断できるんです。現場では、ほかのグループ会社の方々と一緒に働くことも多いので、それぞれの業務内容を理解しているからこそ、役立つツールを提案することができます。DXツールの導入を検討する際は、まずはみなさんから「こういう業務で困っている」という相談を受けます。そこから、問題を解決できるツールを紹介し、実際に試験導入し、本当に業務で役に立つかを検証します。
たとえば、ネットワークカメラの導入は、現場業務の効率化に大きく貢献しました。発電所は山奥にあることが多く、設備の異常を確認するだけで片道1時間以上かかることもあります。しかし、ネットワークカメラを活用すれば、遠方からでもPCやスマホで状況を確認でき、不要な出動を減らすことに寄与しました。

これまでのキャリアと異動経験

2023年にいまの部署に異動しました。それまでは奈良県の池原という、大規模なダムのある地域で働いていました。自然に囲まれた環境での仕事は貴重な経験でしたね。全国各地にある発電所に弊社の事業所があるため全国転勤を伴いますが、会社に対しては転勤の希望を出すことができます。たとえば、親の介護や子育てなどの事情があれば、会社も配慮してくれますよ。実際、いつかは地元に戻りたいという希望を出される方も多いですね。

これからJPTSを目指す人へ

通信に関する資格がなくても臆せずに挑戦してください。弊社では入社後に資格取得をサポートしてくれますし、受験費用(参考書や交通費用等も)も負担してもらえますから安心してください。転勤は伴いますが、北海道から沖縄まで日本全国のさまざまな地域を経験できるチャンスがあります。転勤を前向きに捉えられる人にとっては、魅力的な環境だと思います。福利厚生もしっかりしていて、特に寮・社宅制度は助かります。家賃や光熱費の負担が少なくてすむので、生活にもゆとりが生まれます。仕事は通信設備の保守、工事からわたしのようなDX推進の仕事まで多岐にわたりますが、電力業界というインフラに関わる業務内容であるため社会全体に貢献できる実感があり、やりがいを感じています。資格取得やスキルアップの環境も整っているので、成長したい人にはおすすめの職場ですよ。

M.Kさんの一日
8:40
出社
電車で出社
9:00
朝礼
朝礼の後で業務開始
12:00
ランチ
近くの飲食店やコンビニでお昼ご飯
13:00
ミーティング
DXツールの調査、グループ会社と打ち合わせ
15:00
デスクワーク
寄せられた相談の問題の洗い出し、課題の抽出、解決策の検討
17:40
業務終了
ミーティング資料をその日のうちにまとめてから退社