基地局設計の
プロフェッショナルとして、
通信インフラを担う
モバイル事業統括部 
西日本モバイル事業部 建設グループ
2009年入社
H.K

転勤とキャリアの歩み

2009年に新卒入社して、15年目です。最初は北海道の十勝地方の上士幌町に配属されました。小樽出身なんですけど、最初の勤務地まで250キロくらいあって、同じ都道府県とはいえ結構遠かったですね(笑)。大阪には7~8年前に来ました。会社としては5年くらいで異動するのが普通なのですが、わたしの部署ではJ-POWERグループ業務とは別の特殊な業務を担当しているので、いまの部署には長くいるほうですね。

現在の業務と働き方

普段の仕事は、KDDIさんの基地局の設計です。ビルの屋上など、高い場所にアンテナを設置する際の図面を作成したり、確認したりしています。設計チームに所属していて、アンテナの高さや法令基準をクリアしているかをチェックするんです。たとえば、近くに高層ビルがあると、電波が遮られてしまうので、アンテナの高さを調整する必要があります。ほかにも、ビルのオーナーさんとの交渉を担当する別のチームもあります。「ここにアンテナを設置していいですか?」というコミュニケーションをとる。案件の数は時期によっても、年度によっても変わります。繁忙期は1日で10件くらい対応することもありました。

モチベーションとやりがい

高校のときに第1級陸上特殊無線技士を取ったんですが、それが会社の採用担当の目に留まって、今の仕事に就くことになりました。
正直、やりがいというものを明確に感じたことはないんです。仕事は仕事としてちゃんとやる。でも、モチベーションは趣味で保つようにしています。昔は車が趣味で、給料のほとんどを車につぎ込んでいました。サーキット走行やチューニングとかですね。いまは家族がいるので、趣味の時間は減りました。スマホのゲームくらいでしょうか。現在の部署はテレワークが可能なので、子供のいる共働き世帯の自分にはすごく助かります。

転職を考える人へのアドバイス

全国転勤がある仕事なので、そこがネックになる人も多いと思います。でも、寮の設備は整っているし、食事も提供されるので、衣食住に困ることはないですね。転勤を前向きに捉えられる人には向いていると思います。全国を回りながら働けるのは、なかなかできる経験ではないですからね。逆に、地元愛が強い人には向いていないかもしれません。
福利厚生が手厚いことには、入社してから気づきました。同時期に就職した友人と比べたときに、住居費がほとんどかからないことがわかった。やりがいを持って働くのも大事ですが、仕事は仕事として割り切って、プライベートの充実を大切にするのも一つの考え方だと思います。

H.Kさんの一日
8:30
出社
電車で出社。コーヒーを飲んでスマホチェック
9:00
朝礼
みんなの動きを確認してから業務開始
12:00
ランチ
お昼はお弁当
13:00
図面チェック
アンテナをつけるための設計図をチェックします
15:00
ミーティング
設計に関する打ち合わせ
19:30
業務終了
チーム内で連携をとりながら業務を終わらせます