全国のつながりを守る、
基地局施工の
最前線で働く
モバイル事業統括部 
西日本モバイル事業部 建設グループ
2014年入社
N.S

キャリアの歩みと異動経験

いま、大阪に来て3年になります。その前は九州の、松島火力発電所で働いていました。転勤はこれまで3回ありました。和歌山、長崎、大阪と回ってきました。出身は長崎です。地元に戻れたときは嬉しかったですけど、また離れるのは少し寂しかったですね。でも大阪には憧れがあったので、転勤が決まったときは楽しみでもありました。

仕事内容と業務の流れ

わたしの仕事は施工チームに所属して、現場の管理や工程の調整をすることです。実際に工事を行う協力会社さんとのやり取りや、工程の進捗確認が主な業務です。設計された図面をもとに、現場での調整を行い、安全に工事が進められるようにしていきます。
基地局の建設は、まず置局チームが物件や土地オーナー交渉・契約業務を行い、設計チームが図面を作り、その後、わたしたち施工チームが現場での調整を行います。工事が終わった後は、ネットワーク回線の通信試験や無線機の試験を行い、実際に携帯の電波がしっかり届くかを確認します。
電話がつながる仕組みは、「自分の携帯電話ー基地局ーNW回線ー電話交換設備(上位装置)ーNW回線ー基地局ー相手の携帯電話」のような構成になっています。
通信試験では、基地局と上位装置のNW回線を接続し、通信確立がされるか動作確認します。
無線機の試験は、基地局から電話交換(上位)装置までの間で通信や動作ができているか、携帯電話が問題なく繋がっているか正常性確認をとるところまでを行います。
ここで問題があれば、不具合検証や再調整等が必要になります。
建設やケーブル加工等の作業自体は協力会社さんが行いますが、最終的な調整や確認作業はわたしたちがやります。

仕事のやりがいと現場での経験

基地局の仕事をするようになってから、自分の仕事がどこに影響を与えているのかを実感できるようになりました。工事が終わって、電波がきた瞬間に「つながった!」という実感があるんです。それが一番のやりがいですね。実際に車でドライブしているときに、自分が携わった基地局の電波を使っていると思うと、ちょっと嬉しくなります。
もちろんトラブルもあります。たとえば、基地局の建設場所によって他社の基地局や景観条例等で制限されることがあります。建物の高さやアンテナの色まで細かく注意すべきポイントがあります。また、順風満帆に工事が進むと思っていたところでイレギュラーの問題が発生した場合は、現場の協力会社やパートナー企業の担当者・西日本モバイル事業部の各チームと連携して解決に向けた対応が必要になることもあります。だからこそ、やりがいがあるのかもしれませんね。

福利厚生と住環境

会社の借り上げ寮はすごく助かっています。寮というと風呂やトイレが共用のイメージがあるかもしれませんが、借り上げ寮は普通のマンションなので、そのような心配はありません。借り上げ寮になる場合は、金額や間取り等、社内規定の基準を満たせば、選んだ物件に住むこともできます。地方都市の家賃の上限は8万円程度ですが、それを超えなければ自由に選べるので、住環境としてはかなり良いですね。

転職を考える人へのアドバイス

全国転勤がある仕事ですが、それを前向きに捉えられる人には向いていると思います。色々な地域で働けるのは貴重な経験です。各地域の方言を聞けるのも楽しみの一つです!
逆に、地元から離れたくない人には厳しいかもしれません。でも、希望を出せばある程度考慮してもらえることもあります。福利厚生は充実しているので、仕事と生活のバランスを取りやすい職場だと思います。
仕事のやりがいを感じるポイントは人それぞれですが、自分の仕事が社会にどのように役立っているのかを実感できる環境だと思います。

N.Sさんの一日
8:30
出社
電車で出社
9:00
朝礼
朝礼をしてから業務開始
12:00
ランチ
近くの飲食店やコンビニでお昼ご飯
13:00
デスクワーク
基地の施工をするための申請作業や確認依頼をします
15:00
デスクワーク
パートナー企業との打ち合わせや協力会社さんへ情報発信
17:40
業務終了・終礼
※必要に応じて残業する場合もあります
18:00
退社
電車で帰宅。大阪は飲食店や飲み屋が充実しているのでプライベートの時間も楽しめます